早朝散歩

東北の四季を写真で綴る三行日記

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久々にJAZZ

20060312074530.jpg

かなり面白い。
そして内容も充実しています。

『東京大学のアルバート・アイラー』
著/菊地成孔・大谷能生
発行所/株式会社メディア総合研究所
何ヶ月前に買って、読む時間がないので数ページ読んで放置。
先日、腹痛がひど過ぎて頭も痛くなってきたので気分転換に読みました。
相当面白いです、菊地成孔氏。

菊地氏も大谷氏もアルトサックス奏者です。
この本は、2004年4月15日から7月15日まで
東京大学駒場キャンパス1313教室で行われた菊地氏と大谷氏の
『12音平均律→バークリーメソッド→
MIDIを経由する近・現代商業音楽史(前期)』
講義の内容を元に構成されています。

前書きを読んで「この本、絶対面白い」と確信しました。
ジョン・コルトレーンが鈴を鳴らすところから笑いが止まりません。
私はまだコルトレーンを全て網羅してるわけではないので
「コルトレーンの演奏の発展がそのまま、
モダン・ジャズの歴史の発展みたいに見える」
と言われても、「そーなのか」と思うだけですが
菊地氏がそうおっしゃるなら、そうなんでしょう。
「(ラシッド・アリと)銀河系に旅立っていきました(笑)。」
そっか、コルトレーンは旅立っていっちゃったのね。という感じ(笑)。
だめだ、ここでは本の面白さが伝わらない。
このブログ見た人は、是非この本読んで面白さを体感してください。
ちなみに、この時の音源は「Mars」でした。


何がそんなに面白いかって、菊地氏の例え話が面白い。絶妙です。
JAZZの音源をどんどんかけながら講義は進められていくのですが
「次々と順番に曲をかけてると、カウントダウンTVみたいですね(笑)。
次は今週のアルバム『ネフェルティティ』です!とか。
マイルスがこの曲で恰好つけてるプロモ・ビデオとかあったら
見たいですけど(笑)。」
なんていった具合。
そのプロモ、私も見たい(笑)。
マイルス・デイヴィスだったら、いい感じに仕上がって
プロモ効果でCDのセールスが伸びるんじゃないですか(笑)。

これらの講義が、東大生を前に(過半数がモグリだったようですが)
口頭で淀みなく語られているのだとすると
そうとう頭が切れる人ですね、菊地氏。

「菊地君は本業以外の活動が忙しくて、サックスの腕が落ちているね」
なんて揶揄する声を聞くことがあります。
サックスが上手いだけの人は五万といますが
ジャズ史をこれだけ熱心に研究して広く語っている人は
他にいないように思います。
ぜひとも、この調子で本業以外の活動を続けていって欲しいです(笑)。


『憂鬱と官能を教えた学校~
【バークリー・メソッド】によって俯瞰される20世紀商業音楽史』
発行所/河出書房新社
も読みたくなりました。
映画美学校での講義した時の内容がこの本で
『東京大学~』にも度々話題に出てくるし
もっと詳しく〈商業音楽史〉を中心に楽理とかリズム構造について
理解が深まるのではないかと思います。
でもまぁ『東京大学~』を後3回読んでも
センセーショナルに笑えると思いますが。
本で紹介されている音源を聴いてから
またこの本を読めば、本に厚みが増すというか、曲に深みが増すというか。
もっと楽しめるのは間違いないと思います。


JAZZに関して勉強になったのはもちろん
それ以外にも発見があって、読みながら色々と驚いたのですが
一番びっくりしたのは菊池氏が1963年生まれの43歳だってこと。(まだ42歳?)
私が彼の存在を最初に知ったのは去年の秋の某TV番組。
その時、新宿だか渋谷だかの歓楽街が一望できる高層マンションの彼の部屋が
放送されてましたが、彼の部屋はぐっちゃぐちゃ。
その時、私の中では菊池氏は28歳である。とインプットされました。
パッと見の印象も、ファッションも喋り方もぐちゃぐちゃの部屋も
全てひっくるめて43歳までつっぱしってきた彼の生き様がすごいと思います。
このスタイルは20年くらいキープしてるんだろうなぁと思って。
馬鹿にしてるんじゃなくて、尊敬です(笑)。

後期の講義を収録した本も去年の秋に出版予定だったはずなんですが
まだ出てませんよね?
早く読みたいです。
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コメント

いつの間にかスキンのデザイン変わってたのですね~
引越しの準備は着々と進んでますか?
あ~残念だなぁ~(T.T)
早く戻ってきてくださいね~

全くジャンルは違いますが私は『君の名残を』を読む予定です。。。
結構評判いいらしいです。『ダヴィンチコード』は読みましたか?遂に文庫になったんですよね~☆

引越しは…

スキンのデザインは半月ごとに替えてました。
でも、今日からこの青でしばらく固定しようと思います。

引越しの新住所が決まりました。
でも、他の準備はまだまだ全然です。。。
来週の総会の数日後に引越し予定です。

ちっちゃいお母さんは総会に参加しされますか?
「総会が最後になるんです」
と、この前の稽古の時に話したら、Hさんが
「絶対行くわよ!」
とおしゃってくださって(TーT)
ありがたいです。

『君の名残を』は初めて聞きました。
有名なんですか、チェックしなきゃ。
『ダヴィンチコード』はドラマ化か映画化されるんですよね?
再び売上が伸びてるっていうのは聞いたことあります。
図書館でも予約2年待ちくらいですよね…
母が1年待ってます。

買いました

今日、この本を買いました。横に新しいのも置いてあったけど、まず、
1冊だけ買いました。
最近、最後まで読み終わらない本がいくつかあるので心配でしたが、
割と読みやすいようですね。
名盤をもっと聴いておかなくてはと思います。(安いのにね。)
ところで、栗さんが今住んでいる街がわかりました。
いとこが某工場に出向中、何年か住んでいたところですが、そちら方面に
疎いので、なかなかわかりませんでした。

さて、JAZZのダンスパーティコンサートから、社交ダンス教室へと
いうのは、ワルツやタンゴ等を思い浮かべると、ちょっとわかりにくい
かもしれませんが、ジルバやブルースやルンバ等のパーティダンスでも
まず覚えるかという気持ちからでしたので、それだとわかるでしょうか。
そのうち、4ビートのリズムで踊るスローフォクストロットをJAZZの名曲で
と夢見ています。

奇遇

shuheiさんも買いましたか、この本。
「読みやすい」というより「面白い」といった感じでした。JAZZ初心者の私にも最後まで読みきることができました(゚∀゚)
後期の本も出版されているのですね!
それは買いに行かなければ。

ジルバについては、この「東京大学~」でも少し紹介されていました。49頁です。
バップ時代の「リンディ・ホッピング」の別名「ジター・バッグ」が「ジルバ」だとか。カップル・ダンスということですが、ジルバとは激しい踊りですか?ジャズに乗って踊るカップルを見たことがあるのですが、映像を見た限り踊ると言うより跳ねる感じ。あれはジルバだったのかしら??

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栗

「趣味は早起き」と言いたくて朝の散歩をしていました。
今は早朝散歩より深夜徘徊ばかり??

栗(27歳♀)がお届けする早朝散歩メインの日記です。
朝の散歩に絞った広がらない話題をどこまで広げられるかが永遠の課題。
一枚の写真をメインに三行日記でほぼ毎日更新中。
四季の風景のほかに趣味の合気道とJAZZも書いてます。

直接私を知る方
間接的にネット上でのみ私を知る方
今始めてこのブログを見た方
コメントし難い日記になってますが
日記の内容と関係ないコメントでも
OKです。

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